なぜ、腹が立つのか?
■本日の【金の魂語】(きんのたまご)20251206
もう直ぐ…あの…ご相談の多い年末年始が
やってきます!
朝でも晩でもお構いなしの…
泣きながら、怒りながらのご相談電話が、引っ切り無しに親方!の携帯電話に襲い掛かる…
あの!年末年始!
それは、古の昔から続く…
『嫁姑トラブル!!』デス!
仕方がないのです…。
私の師匠は…
「昔から、母親は息子が可愛い!母親は息子を恋人やと思ちょって、娘のことは、女中さんな!家事から何から手伝わせてたら良かと思ちょる。
恋人のごと思ちょる息子が、恋人やら嫁ちゃんやら連れてきたら…もう!そりゃ氣元が悪なる。
恋敵やからな!女中の娘の旦那は金蔓のご思って、“大事な娘をやったんだから”って恩ば、一生着せ続ける。
父親は、逆な!娘のことは、追えば逃げる恋し人。その彼氏や旦那は恋敵!息子のことは、一生でっち!自分の思うようにならんば、氣元が悪くなるもんな。…」
と、言っていました。そして、
「だから、この感情としっかり向き合って、利他愛でな、子どもの人権を尊重しながら付き合えたら良いようになるんだけど、
みんな…自分可愛いの利己愛から抜け出せない!だから…このトラブルは無くならない。
みんなな、失わないと分からんごとなっちょるんかもな…」
とも、話していました。
「された」を「氣付きを与えて貰った」
「言われた」を「言って氣付かせて貰った」
に置き換えてみる。
“自分に都合の悪いこと”だから腹が立つのです。
“都合の悪いこと”は、自分の中にある未熟さという着火剤。それが…自分の中にあるってこと。
利他愛で、お互いの思いや価値観を尊重しつつ、『磨き合い』『学び合い』『高め合い』できるように…
実家に帰省する際には、『自分は未熟な存在』だと言い聞かせて、永平寺にでも修行に行くような心持ちで、
何を言われても、観世音菩薩様のお言葉だと思って、
「お母さま!すごーい!!」
「お母さま!さすがでございます!」
などと、大袈裟くらいに目を輝かせて潤んだ眼で合掌するくらいの氣持ちで“演じれば良い”のです。
そして、後で心を鎮めて内観しながら、
(今回、どんな言動に腹が立ったかなぁ?)と分析しながら、
そこに隠れた自分の未熟さと向き合い解消していければ、素敵に霊性向上できますね。
そうなれば、同じ土俵に上がることは無くなって、衝突することもなくなるはずです。
なぜ、腹が立つのか?
なぜ、悲しくなるのか?
考えましょう。
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