「霊能者」は国家資格ではありませんが

2.金の魂語

■本日の【金の魂語】(きんのたまご)20210227

行方不明者の捜索依頼が
連日続いています。

突然、自宅に訪れて…
「誰々がいなくなって、探して欲しいんです!」
「ただ生きてるか、そうで無いかだけ教えて欲しい!」
などと、仰ったかと思えば、
「お金がないので、ただ、パッと教えていただければ それで帰りますから…」と、(家に上がらなければ料金は掛からないだろう)(霊能者なんて、当たってたら後で3000円包めば良いだろう)などの想念を無意識とは言え…私の心臓にぶっ刺してこられます。

気の毒に…
と、思って霊視すれば…
失踪して寿命を迎えておられる方々は、殆どの方が「見付けないで下さい!誰にも迷惑を掛けたくありません!」と、仰います。

ご遺体の場所を特定しても、警察の方が協力して下さらなければ…
ご家族が自ら捜索に行かれて二次災害が起こることもありますし、私たちは、警察署で事情聴取を受ける羽目になり、業務に支障が出ます。

一緒にするな!と叱られそうですが、
お医者さんも弁護士さんも…美容師だって何だって、どのような資格が必要な職業の方でも、皆さん、人一倍のお勉強をして、血の滲むような努力をし資格を得て、やっと対価を頂けるようになります。

「霊能者」は違うのでしょうか?

『違う』と思われるような霊能者が多いことは理解していますが、私は、これまで霊的真理を学び、自らが様々な荒行のような実践から多くを学び、多くを失いながら、「寄り添える力」を得て…今、自らの希望とは違う星で必死に勤めています。

「霊能者」は国家資格ではありませんが、
霊能者の言動は、人の運命を大きく変えてしまう力があることや、人を殺めるほどの力があることを常に心得ながら、責任を持って勤めています。

なので、不特定多数のカウンセリングは辞めました。
今は、霊的真理を学ぼうと会員になって下さる方のみのご相談をお受けしてお応えしています。

行方不明者に関しては、緊急なら特例でお受けしてはいますが、近しいご家族であることや、警察の協力がある場合のみ対応させて頂いています。

それから…;
年々、失踪者のご家族も、「葬儀の費用が掛かるので、 見つからなければ見つからないでもいいのですが…;」などと、仰る方が増えていることに懸念を抱いています。

だから…、本当は、お家へ帰りたいのに…「迷惑をかけるから、見つけないで欲しい…」と仰るのです。

物質信仰の成れの果て…
「絆」なんて、物質の影に隠れて“絵空事”となってしまいそうです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

※Instagram「すももちゃん」更新しました↓↓↓

ピックアップ記事

関連記事一覧