破水した妊婦猫ちゃんは、自力での出産が出来ず
■本日の【金の魂語】(きんのたまご)20220706
毎日、保護犬猫に感動させて貰っています。
「生きたい…」「もっと一緒にいたい…」
そう全身全霊で訴えながらも…
寿命のときを迎えて逝ってしまう子。
保護できるまで、保護の瞬間、保護してから…
そして、毎日の生活、里親さんちの子になるとき…
妊婦の状態で保護した子の出産や、子育て、
子どもたちが里親さんちの子になるとき…
また、その後…
重い病氣と折り合いながら生きている子や、大きな怪我をして保護され、リハビリを頑張る子、
みんな、個性が違っていて…
生活のリズムも違っていて…
食べ物や寝床、水場も室温も抱っこの仕方もブラッシングのブラシも全部好みは違います。
先週の日曜日の朝、破水した妊婦猫ちゃんは、自力での出産が出来ずに、その日の夜遅く帝王切開での出産となり、小さな赤ちゃんを3匹出産した後、ウィルス感染していた子宮と卵巣を摘出しました。
その後二日間痛みに苦しんでいたのですが…
さっき、私たちがお世話していた子猫を、少しまだふらつく状態だったのに…迎えにきて一匹咥えて自分の寝床に連れて行きました。
後の二匹も連れて行ってあげると、三匹を綺麗に舐めてあげながら、手術の後が痛々しいお腹に誘導してお乳を吸えるように誘導していました。
すると…全然張っていなかったお乳が、見る見る張ってきて…哺乳瓶から飲んでいたミルクに慣れ始めていた子猫たちも、お母さんのお乳をふくんでチュッチュッと吸い始めました。
子宮も卵巣も摘出されているのに子猫のためにお乳を作るんです。
自分の身体の傷も癒えていないのに、まだまだ相当痛いはずの無理な大勢でも、我慢しながら子猫のお世話をするんです。
お母さんの身体も母性も神秘に溢れていることに感動させられました。
二時間置きの授乳と排泄タイムから解放されたことも合わせて…
「凄いね〜」「偉いね〜」「良かったねぇ〜」と言いながら、感動して…親方!と泣きました(笑;))
これも、本当に皆さんに御支援頂いてますお陰です!
皆さんが、“保護犬猫さんたちの幸せのために…”と、寄り添って下さることにも毎日感謝して感動頂いています。
愛ある方々の「無償の愛」に「無償の愛」で応える“この子”たち。
あぁ…ダメです。これだけでも涙が止まりません。
感謝しかありません。
犬や猫たちの「命」に携わること…これは、私の一番苦手なことです。
それでも、今こうして活動できているのは、賛同して応援して下さる皆さんの存在があるからこそです。
一人だったら、もうとっくに心がぺちゃんこになって再起不能な状況に陥っているはずですから…。
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※美鈴動物愛護募金
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