むやみに闇に病んではいけません
■本日の【金の魂語】(きんのたまご)20221121
コロナ禍以降…何処へ行っても誰と会っても…
「私の知り合いの“見える人”が…」
「“霊感のある人”に聞いたのだけれど…」
「守護霊とかオーラとか視て貰って…」
「私の周囲には、霊能者が多いんですよね〜」
「先生が、私の守護霊さんが卑弥呼だって教えて下さってから…(視てねーし!言ってねーし!)」
「友だちが、先生みたいに霊感があって私に“霊が憑いてるっ” て言うんです…」
「先日、母が霊能者に視て貰ったら…私は結婚できないって言われたみたいで…」
…増えました。
全国に、「自称」霊能者・霊感があるって人が…増えました!!
世を賑わす「霊感商法」も然りですが、嘘をつく人が一番悪い!しかしながら、騙される人にも原因があって、その未熟さを棚に上げることは、もっと良くないと感じます。
自分を愛して欲しい・認められたい・受け入れて欲しい・かまって欲しい・褒められたい・目立ちたい…
「千と千尋の神隠し」の主題歌が直ぐに頭の中で流れます。
その中で、登場人物がそれぞれ出てきて…色々と当て嵌めてみるのですが…
近ごろ、良く当て嵌まるのがダントツで『カオナシ』。
その次に、大きな存在の裏に隠れて匿名で生きてる『坊』。自分を見失い、何かに依存しなければ生きられず悪意に洗脳されている『ハク』でしょうか?
偽霊能者を霊視すると、幸せな人は一人として存在しません。皆、心が満たされていないのです。過去や仕事、親や子ども、パートナー、生活、世の中に不満があって、
(こんなはずじゃなかった…)と闇を抱えていて、自らがパッと!人生が良くなるような“魔法”を望んでいるのです。(あぁ、私に魔法が使えたらなぁ)(霊感があったらなぁ)などと現実逃避しているから…殆どの場合、低級自然霊や未浄化霊の憑依があります。
そのような、未熟さから…信じてくれそうな人や、氣の弱そうな人を見分けて…「視てあげようか?」とか「何か憑いてるよ」とかと氣を引くことを言うのです。
「悪魔が先祖を苦しめてる?」とか「悪魔に支配されてる?」とか何とか適当なことを言って、金品や土地を奪い取るのです。
神さまは、物資を強請ったり、直接私たちに要求することは決してありません。
悪魔は、他者に悪意を抱く人間・自分は不幸だと感じている人間にのみ憑依します。
霊能者は、自ら頼まれてもいないのに「霊視してあげる」なんてことは絶対に言いません。
そのような方と同等に考えられていることにも体調を崩してしまいそうですが、なぜ…皆、ちゃんと学ぼうとしないのか?なぜ、真実や現実を見ようとしないのか?
…不思議でなりません。
「霊的真理」があれば、嘘に振り回されることはありません。
霊能に頼ることもありません。恐れるものは、何も無くなるのです。「リアリスト」として公明正大に生きられるのです。
…むやみに闇に病んではいけません。
霊能者も国家資格が必要となれば良いのに!
(○△×□%ーーーーっっ!!!)
霊能者は、他人の様々な苦しみ痛み悲しみに寄り添えるように、自らもそのような経験を「宿命の課題」として構成して生まれてきます。
そして、実際に“万が一”などの経験をしながら、泥の中で歯骨を食いしばり、血を流し、塩を舐めて生きたエビデンスがあります。
そのように霊界から“こいつは使える”と認められた人間でなければならないのです。
そうでなければ、一言で…他人の人生を狂わせたり、殺めたりしてしまうことができるからです。
現実逃避して嘘を付かず、自分の人生にもっと責任を持って生きて欲しいものです。