美しいものを生み出す才能ある人々

■本日の【金の魂語】(きんのたまご)20240430

日本には、たくさんの優れた技術者や芸術者などが存在しています。

その優れた力に「神」が宿っているように感じられるのは、圧倒的に日本人に多いのではないか…と、私は考えています。

しかし…その、神が宿る「美しいものを生み出す才能ある人々」が…

どんどん、天に召されているようで…何とも悲しくなってしまう今日この頃です。

桂由美先生…
私は、ブライダルショーなどで、
ヘア&メイクを通して、由美先生に大変お世話になり…育てて頂きました。

由美先生は、「ブライダルに関わる者は、究極の利他愛で寄り添える者でなければならない！」と常々仰っておられました。

“自分よがり”な技術者は、絶対にご自身の作品に携わることを許さず、霊的な力で利己愛か？利他愛か？直ぐに見抜いておられました。

私的な感情は、ブライダルにもショーにも徹底して持ち込ませず、

直ぐに「あなた、何かあったでしょ？」と声を掛けられて、「じゃぁ、今日は休んで！ブライダルは、新郎新婦にとって最高な1日でなければなりません！

その日に、最高な技術を提供できない人とはお仕事できません！」

とキッパリ言われた人を多く見て来ました。

桂由美のドレスを纏う、お一人お一人全ての方にきちんと寄り添い、

全ての新郎新婦のお名前と着用されたドレスのデザインを覚えておられたほどでした。

とあるホテルで開催されたブライダルショーで、モデルの子が体調不良で；急遽「あなた！出なさい！」と言われて着せて頂いたドレスを、

後日先生に「似合ってたから、あなたが結婚式でいつか着てくれたら嬉しいわ！記念よ。」と、頂いて…涙；）

今では、半分も入りませんし；結婚式もしていませんが；一生、大事にさせて頂きます。

心から、お悔やみを申し上げます。

「由美先生、お疲れ様でした。今度はあの世で、素敵に…ブライダルを盛り上げて下さいね。本当に…感謝しかありません。先生、有り難う御座いました。」

今後の日本に、優れた才能の方々が大事にしてこられた「マインド」が…受け継がれ根付いていきますように…。

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