・・・愚かです

2.金の魂語

■本日の【金の魂語】(きんのたまご)20241120

昨夜、寝室の窓がコツコツと外から叩かれる音で目が覚め増した。

カーテンを開けるとき…嫌な予感がしたので…

未熟な私は(聞こえなかったことにして寝てしまおうかなぁ?)と

少し迷いながら、(でも…こんな夜中によっぽどなことだろう…)と思って、カーテンを開けると…

窓の下に、真っ白で大きなフクロウがいて、首を斜め45度後ろに振って(外に出て来い!)と言う感じだった
ので…

ダウンを着て外に出ると、南の空を円を描くように低く飛びながら、(ここから500mほど離れた山の中で、若いキツネが括り罠に掛かって苦しんでいるから助けてあげて!)

というメッセージと映像を送ってきました。

急いで、キツネが暴れないように押さえるための拘束袋とワイヤーを切断するカッターと傷の消毒液と化膿止めの軟膏などを用意して、キツネ救出に向かいました。

暗闇の中でも月明かりで白く光るフクロウは、ずっと先導してくれて現場まで誘導してくれました。

キャーンキャーンと鳴き声がしてきて、もう近いな…と感じたので…

怖がらせないように息を潜めて近付くと、可哀想に…右前脚を罠に括られながらもがき苦しんでいました。

すぐに拘束袋を被せてハーネスを締めて保護しながら、ワイヤーを切って外し、ワイヤーが喰い込んでえぐれた傷口を消毒して、軟膏を付けて、慎重に拘束を外しました。

「もしも」に備えて準備をしてイメージトレーニングをしていたので、すんなりと冷静に救助することができました。

キツネは、持ってきたチキンジャーキーを投げてあげると、「しゃーなしやで!」と言う感じで咥えて、山の中に消えていきました。

ホッとした瞬間、こんな無責任な罠を仕掛けた人間への怒りが地の底から湧き上がって来て自分が赤い炎に包まれた感覚がしたのと…

キツネを助けることができたことの安堵感と…
お山の動物たちが、助け合って生きていることへの感動や、

私を「助けてくれる人間」だと認識して貰っていることへの感動や、何やかんやな感情で青い炎も出てることにも氣付いて…

無意識に不動明王真言を唱えていました(笑)。

そのとき…目の前に…蔵王権現の姿を見たんですけど…言わんときます(笑)。

その後、まだ他に罠が無いか?くまなく調べて、キツネが掛かっていた罠を持ち帰って、警察へ届けました。

許可を申請した罠ではなかったので、違法に設置された罠だと言うことが判明しました。

あれ、そう言えば…
私が不動明王になっているときには、もう白いフクロウの姿はなかったなぁ…。
ホグワーツへ帰ったのかなぁ?

動物たちは手狭になった僅かな自然の中でバランスを保って生きているのです。

人間が勝手に安易に手を出し奪うから…そのバランスも崩れてしまうのです。

…愚かです。
このカルマの集積が、来年なのかも知れません。

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