供養は形にこだわってはいけません

■本日の【金の魂語】(きんのたまご)20250807
仏具店の前を通り掛かったら…
40代後半くらいの男性が、
一生懸命に入り口近くのお線香コーナーで、顔を真っ赤にして怒り狂っている姿を見掛けました。
一人で何を怒ってるんだろう?
って、氣になって見てたら…
パッと目が合って;(ヤバい;)と目を逸らしたんですけど、時既に遅し…。
耳元近くまで来て
「ここの線香の匂いが嫌いなんだよっ!!」
「煙も嫌なんだよっ!!」って大きな声で怒鳴ってきました。
(瞬間移動…、そうか!)
彼の想念が、バッと伝わって視えました。
独身だった彼は、仕事に命を掛けていたのに…コロナ禍でリストラに会い、自ら命を絶ってしまったこと…、
その後、お母さんとお姉さんがご供養して下さっているのですが、そのお店で購入するお線香が大嫌い!
そのお線香の香りをお母さんが氣に入ってるのも嫌!お病氣で亡くなったお父さんの仏前に、このお線香をあげるお母さんに…自分はこれが嫌いだって言ったのに…などと…文句ばっかり。
でも、幼い頃から…お母さんは利己愛が強く…心から寄り添って貰えなかったことを、お線香に重ねているんだと言うことが理解できました。
寄り添って貰いたかったんですね…。
久しぶりにハッとしました。
お花も仏花ではなくバラやカスミソウなどを求める方もいらっしゃいますし、
お線香よりもお香だったり、自分の好きだった香水を望まれたり、アロマを指定する方もいらっしゃいます。
みんな…自分に寄り添って好みを思い出して欲しいし…自分を忘れないで欲しい…理解して欲しいのです。
あの世へ行っても…寄り添って欲しいのです。
供養は形にこだわってはいけません。
故人に寄り添った形で良いのです。
仕方がないので…
お名前とお母さんの電話番号を聞いて、お電話して;彼のメッセージをお伝えさせて頂きました。
驚いて怪しんでおられましたが…
「息子です。息子の言葉です…。」と涙ながらに納得して下さいました。
はぁ…。お盆前…。
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