「自死」というものは
2.金の魂語
■本日の【金の魂語】(きんのたまご)20211111
「自死」
“愛する人の自殺”
または、
目撃してしまった…などのご相談が急増しています。
「自死」というものは、
本人だけの問題ではありません。
本人は予想も出来なかったかもしれませんが…
実に多くの人を巻き込んでしまうのです。
「自死」の動機が“あてつけ”の場合も多くありますが…
思っていた以上に、多くの人を傷付けてしまうことを理解しなければなりません。
自分の心だけではありません。
他者の心も殺してしまう…
それが「自殺」なのです。
亡くなった人は、あの世で
亡くなる原因となった自分自身の人生の課題を乗り越えられるまで、何度も何度も同じような人生を繰り返します。
その間、遺された人たちは…
自分の言動を一つひとつ確認しながら、
こうすれば良かったのではないか…
こう言ってあげれば良かったのではないか…
と、苦しみながらでも…
前を向き「自分の人生に責任を持って生き抜かなければなりません」。故人にエールを送るように生きるのです。
後悔して落ち込んでいても…
「答え」を得ることはできません。
そもそも…「自死」に「答え」など存在しないのですから…。
敢えて…ひとつだけ「答え」があるとするなら…
“「自殺」してはいけなかった”という過去形でしか表現できない「現実」だけです。
それぞれの場所で、それぞれの立場で、
少しずつ成長していかなければならないのです。
何があっても…生き抜くことが大切なのです。
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