良い供養

2.金の魂語

■本日の【金の魂語】(きんのたまご)20220821

人は誰でも…
この世にいるうちは、魂が肉体にこもっているので、多くの場合、自分の立場でしか物事が見えなくなりがちです。

ところが、寿命を迎えて肉体から解放されると、相手の立場や真意を素直に理解できるようになります。

同時に、死後あの世へ帰ると、生前の自分の行い、思考、人間関係などの全てを振り返り、人それぞれ早い遅いの個性はありますが、反省したりもするのです。

どれだけ…生前仲が悪かった家族でも、想いの行き違いがあった友人でも…あの世へ帰れば、早かれ遅かれ必ず分かり合える時がきます。

先日、ご相談のあったお宅では…
去年、お父さまがお亡くなりになり、今年、息子さんが亡くなられたのですが、

お母さまより…
「死ぬほど仲の悪かった父と息子があの世でご先祖さまを巻き込んで、大ゲンカしているのではないか…、息子が亡くなってから良く眠れなくなった…」と、ご相談がありました。

ところが…お母さまの心配に反して、お父さまが息子さんをお迎えに来られたらしく、

そこから良くお互いに人生を振り返りながら話し合われたようで…お二人は、仲直りされておられました。

それを伝えると、お母さまは「私がどれだけ胃を痛めていたか分かってるのか!?それが、死んだら直ぐ仲直りしよって!!この!ばか親子が!!」と、怒って泣きながらも、どこか…安心して喜んでおられるようでした。

そこから、家族の会話を通訳させて頂きながら…
最終的に、「全部、お母さんのお陰…。幸せだった…。必ず、恩返しをするから。」と、お二人が仰って、お暇させて頂きました。

次の日、早速…お母さまよりお電話を頂きました。
「そんな兆候は無かったのに、今朝、庭の…息子が大事にしていたサボテンがいくつも大きな花を咲かせて、お父さんが大事にしていた葡萄の木に…いくつも見事な葡萄が下がってたんですょ!!

昨日まで、全然氣が付かなかったのに…、多分、そんなの無かったのに…。狐につままれたような感じです。」と、びっくりしながら喜んでおられました。

私には、お父さまと息子さんの笑顔が浮かびました。早速、氣持ちを形でお伝えになられたのですね。

微笑ましい案件でした。

案じるよりも、「あの世では仲良くしなさいよっ!」という愛のムチの方が、良い供養になるようです。



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