本日の【金の魂語】(きんのたまご)20180325
視野が狭く、想像力に乏しく、ユーモアのない「自己満足」は、
“危険だ”と感じずにはいられませんでした…。
カフェ…ではなく、“喫茶店”で;
私の斜め前の席に、珈琲を飲みながら
必要以上に周囲を見渡し、
目が合って“しまった”人に片っ端から、眉間にしわを寄せて
(何みてんだよ!と言わんばかりの)表情で
威嚇している60代後半くらいの男性が座っていました。
誰も、目を合わせたくて合わせているのではなく…
おじさんが“合わせてきている”のですが;
私も、おじさんが放つ歪なオーラを、必死に無視しようとするのですが、
どうしても… どうしても… どうしても… 難しくて…
なぜなら、そのおじさんは…
こめかみから後頭部を結ぶラインから下は、地毛がふさふさなのですが;
上はほとんど毛髪が残っていないような状態で…
…いや、良いんです!!そのままなら良いのです!!
“自然な姿”をそのまま受け入れて堂々と清潔にお手入れされていたなら…
それで素敵なのです!!薄毛でも色気があってドキドキするほど
カッコイイ男性もいらっしゃいますし、お金を掛けたり、薄毛外来を受信したり、
それなりにお勉強なさって色々なサプリや自然療法などを試してみたりしながら、
“自然に見えるように”工夫されていても、それはそれで素敵だと思います。
(ズレたり、落ちたり、違和感を感じさせない工夫があれば良いのです)
しかし、女性のお化粧や髪型同様、自分を良く理解した上で、
似合う色や形、陰影などを研究して、
プロや周囲のアドバイスを活かしたり、イメージトレーニングしたり…
たまに冒険してみたり…と、自分の長所短所を理解して、
視野を広く、聴く耳を持って、どうすれば自然に見えるか…
どうすればもっと素敵になれるか…などと、
自分の姿を常に客観視できる想像力と、努力と工夫が大切なのです。
おじさんの…おじさんなりの努力もあったのかもしれません;
けれど…;「自己満足」だけで終わらせて欲しくはなかった…。
なぜなら…
おじさんの前頭葉部分には…
おじさんが真っ直ぐ鏡を見て見えるフロント部分にだけ…
あきらかに、油性マジックで;右斜めに流れるように…
毛髪が一本一本手描きされていたのですから。
まだ、完成していなかっただけなのかもしれませんが…
喫茶店での打ち合わせの内容を、ほとんど思い出せないほど、
多くのことを考えさせられました。
「おじさん!見てまうてっ!見るな言う方が無理やって…」
って、たくさんの私が…心の中で大騒ぎでした;
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