本日の【金の魂語】(きんのたまご)20170807
8月6日…
鹿児島は、台風の影響を受けていますが、
今日は、広島に原子爆弾が投下された日です。
いつもと殆ど変わらない朝を迎え、
いつもと殆ど変わらない1日を過ごすはずだった多くの市民が、
ひとつの爆弾で、全てのものを惨たらしく
剥ぎ取られ…引き千切られ…抉り取られて…
何もかもを奪い取られた「決して…決して…忘れてはならない日」です。
とくに…とくに…今年の“広島原爆投下の日”には、
「大切な意味」を込めなければなりません。
込められているはずです。
しかし…今年、ここに込められたのは…
政府への怒りと落胆なのではないでしょうか。
『核兵器禁止条例に署名しない』
7月に国連で採択された日本政府の方針です。
私たち国民には、次から次にこのように強制的に、
「誰かがどうにかしてくれるだろう…
誰かが変えてくれるだろう…などの甘えを捨てて、
自らの意思で少しづつでも努力しなさい…」と、
『自立・自律しなさい』のメッセージが届けられます。
今日、NHKで放送された
原爆被害者のあの日の証言をまとめた番組を見ながら、
去年も広島の原爆地を訪れたのですが…
現地で生で視た様々な強烈な映像と、
“あの日”を語られる人の想念に共感しながら、
自然と、嗚咽をこらえて泣きました…。
誰もが思うはずです。
もう二度と戦争の土俵に上がってはいけない!
もう二度とどの国であっても核兵器は使用してはならない!
…シンプルなことなのです。
—–