本日の【金の魂語】(きんのたまご)20191029
度重なる災害にて、
多くの作物がダメになってしまいました。
長年、愛情込めて育ててきた物や土が、
一瞬のうちに台無しになってしまうなんて…
被災された農家の皆さんのお気持ちを考えれば、
何とも言えない感情に襲われます…。
けれども…
私たちまで落ち込んでいても仕方がない!
ですから…
損得勘定をゼロにして、
“誰か”のために愛情を込めて、
植えられる人が植えて育てるのです。
平和な世の中では、
「家族で食べれる分しか育てていません」
と、趣味程度に
畑で無農薬野菜などを栽培される方も多くいらっしゃいますが、
戦中戦後は…、ご近所や親戚で、
一本の大根を分け合ったり、
サツマイモなどは、ツルや葉まで大事に分け合い
大事に大事に食していました。
身体にいい物を、
家族の分と、一人でも多くの方の分を可能なだけ
「利他愛」で植えて育てて、
収穫したものは、家族や親戚、ご近所やお友だち、
そして助けが必要な方に分けて差し上げることができるだけを、
一生懸命に多くの人が育てることができたら…
大変だけど…今よりもっと「幸せ」を感じられるのではないでしょうか?
私は、“お山のお友だち”のためにも、
栗やどんぐり、アケビや山ブドウの木なども植えて育てています。
サツマイモなども収穫した後、お裾分けを山にお供えします。
何が起こっても、食べ物に困る命がありませんように…
みんなで、助け合って支え合いましょう。
—–