私たちみんな「磨き砂」
2.金の魂語
■本日の【金の魂語】(きんのたまご)20230116
「できることはできる」「できないことはできない」
世の中では、何でもかんでも様々なシーンで、「平等でなければならない」などと言われますが、
霊的視点では、必ずしも「平等でなければならない」とか 「平等が正解」とは捉えません。
男女の違いはありますし、能力の差もあります。
なぜなら、前世も違うし、これまでに生じたのカルマも違うし、
魂の故郷(グループ・ソウル)も、今世での目的「宿命の課題」も違います。
性別も肉体の個性も全て自分で決めて生まれてきていますが、
そこには、これまでの魂の記憶が大きく影響していて、今世では、これまでの記憶から
自分にまだ足りていない経験を積むことや、失敗や苦手なことトラウマなどを克服しながら魂の濁りを浄化して「霊性向上」することが動機としてあります。
「霊性向上」するためには、“自分に似た都合の良い人”よりも“自分を磨いてくれる都合の悪い人”と接することが大切です。
そう、人は人に磨かれ、学ぶのです。
この世へ生まれてきた目的「宿命の課題」では…「人に学ぶ」と言うことことは、唯一皆が同じ課題として持って生まれてきています。
私たちみんな「磨き砂」。
皆が同じ形の磨き砂「平等」では磨かれる権利が損なわれてしまいます。
皆が、それぞれの個性を尊重して、「正面に見える能力と影にある努力」を見ることは
「平等の権利」であるべきですが、それ以前に「平等」を求めることは…それこそ不憫なことなのです。
誰もがお互いに尊重し合い、上手く折り合い、寄り添い合い、支え合うことで…世の中もっと良くなるはずなのです。
未来を変えられるはずなのです。