あんたの後ろに恐ろしい顔の男の人が

2.金の魂語

■本日の【金の魂語】(きんのたまご)20230710

私が、疲れた顔をしていたのでしょう(笑;))。

スーパーの入り口横のベンチに座っていた70代くらいのおばちゃんが、

「おい!あんた!あんた!あんた! あんたの後ろに恐ろしい顔の男の人が憑いてるわ!」と、

いきなり声を掛けてきました。

私が、「恐ろしい顔の男の人…主人ですわ!(笑)」と、返して店内に入ろうとしたら腕を掴んで引っ張ってきて、

「あんた!旦那の悪霊が憑いてるから、おばちゃんが祓ってあげる! おばちゃんは、そういうのが視えるのよ!」

と、本氣のお顔で言うので…;

「おばちゃん、視えるん!?凄いな…でも、旦那やったら祓っても また帰ってくるやろうからええわ…ありがと!」

と、また店内に入ろうとしたら、、また腕に下がってきて…

「本当は、ひとり三万貰うんだけど、あんたは三千円で良いわ!」と、またまた本氣のお顔で言ってきたので…;

(笑かしてんのか?)と思いながらも
(お金無いのかな?)とも思ってしまったりで…;

「おばちゃん。私は、そういうの大丈夫な人やから。お祓いはええわ。 お金困ってるんやったら、こんなことせんと役所に相談してみたら?

お身内には相談したの?おばちゃんが、もう二度と、こんなことせえへんって 約束してくれたら、今、私、おばちゃんにお金あげる。 それと、一緒に今夜の買い物しよか!?」

と、言って一緒におばちゃんの買い物も済ませて、帰り際に三千円お渡ししました。

おばちゃんには、千葉県に娘さんがいらっしゃると言うことでした。

もう二度とこのようなことはしないと約束して別れました。明日、役所と娘に相談するとも言っていました。

「ごめんなさい!助かりました…。あんたみたいに娘が側にいてくれたら…。」と

何度も言いながら涙ぐんでおられたので…改心されたのだと感じましたが、寂しかったんだろうな…とも感じて、、複雑な心境になりました。

おばちゃんが別れ際に、「あんたの亡くなったご主人も良い人やったんだろうなぁ…」と、鼻をすすりながら哀れみの表情で仰るので;

「うちの恐ろしい顔の主人は(笑)…残念ながら、まだ生きてます(笑))…。」と言うと、笑っておられました…。

おばちゃんにしてみたら、声を掛けたのが私で良かったのか?悪かったのか?

複雑だったでしょうね(笑;))
死んだらわかることですが…。

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